主人公の奏(かなで)は、美貌を武器に富裕層の男性から金を巻き上げることを生業としているクールな青年。金持ちに近づいては逆に利用してやろうという処世術で生きていた。ある夜、バーで「梓さん」と呼ばれる謎の男と出会った奏は、互いに腹の内を探り合いながらも酒を酌み交わす。奏は内心「このスカした男を酔い潰してやろう」と企むが、逆に自分が先に酔いつぶれてしまう。目覚めると豪華なホテルの一室。男は奏を介抱したと告げ、「起きないから、このまま始めようと思っていた」と不敵に笑う。奏は抵抗するが、男の余裕ある態度に翻弄されていく。後日、奏の女友達・奉(たてまつり)から「この辺りで悪いヤクザに消されかけた男がいる」という噂を聞かされる。そこに件の男が現れ、「奏を一晩で100万円で買いたい」と持ちかけてきて——。食うか食われるか、二匹の狡猾な”狼”による駆け引きが幕を開ける。


































タイトル:うそつきと狼
作者:やまち
出展元:pixiv







