笹本のことがずっと前から好きだった羽鳥。しかし、笹本に彼女ができたという知らせを聞いて失恋。笹本がノンケなのはわかっていた。羽鳥はそれを知りながらもずっと恋人も作らずにセックスもしてこなかった。羽鳥はネットで見つけたゲイが集まるバーに赴く。いっそ、今夜見知らぬ誰かに抱かれて笹本のことを忘れたい。そんな羽鳥の目の前に現れたのは笹本と同じ黒髪単発ショートの青年だった。「あんた俺のこと抱けるか?」その青年は売り専だった。一晩ホテル代別で二万円。金ならある。羽鳥は即決する。青年の名前は透。羽鳥は高級ラブホテルでその青年にアナル処女を捧げる。こんなものか、朝が来て羽鳥はそう思っていた。意外とあっけない。その後、羽鳥だけホテルをあとにするも肝心のお金を払い忘れてしまい…。

































タイトル:噛んで噛まれて口づけを
作者:西原ケイタ
出展元:pixiv