物心ついた時から家族というものがいなかった。αとΩや家族の有無。周りとの違いを突きつけられるたびに生きづらさを感じるようになっていた。卒業さえすればいまよりマシになるはず。家族を作っていつかは幸せになれると信じていた。天涯孤独なΩの男子高校生・足立優真。優真は久しぶりに教職に復帰した藤宮と出会う。藤宮はαだ。優真は敏感にそれを感じ取っていた。藤宮先生は運命の相手だ。魂から惹かれ合う唯一の存在。優真の本能がそれを告げていた。この人と番になりたい。この人の匂いにもっと包まれていたい。藤宮の左手の薬指に結婚指輪がハメられているのを見た優真。藤宮とヤる瞬間、それを見て我に返る。これ以上はダメだ…。


































タイトル:不幸せな噛み痕
作者:隈世アキ
出展元:pixiv







